ANAマイル

ANAマイルを貯める【2】

昨日のANAマイルを貯める【1】では、クレジットカードを利用してマイルを貯めるためにまずはANAカードが必要、という所まで書きましたが、じゃあ実際どれくらいの期間でどのくらいのマイルが溜まるのかについてか考えてみたいと思います。
まずは、今現在(2021/9/13現在)どのカードを作るとどんな特典があってどれくらいボーナスマイルがもらえるかまとめてみました。

入会ボーナス 入会特典
1年目獲得マイル数
VISA
一般
1000 19000
JCB
一般
1000 6000 25000
VISA
ゴールド
2000 20000
JCB
ゴールド
2000 12000 32000

結論としては、ご覧の通りJCBの圧勝です。2年目以降は次の通りです。
(一ヶ月のカード利用15万円の場合)

継続ボーナス
年間獲得マイル
VISA
一般
1000 19000
JCB
一般
1000 19000
VISA
ゴールド
2000 20000
JCB
ゴールド
2000 20000

さて、では5年間でどのくらいの獲得マイルになるのか、年会費はどれくらいかかるのかを比べてみたいと思います。
なお今回は、1マイルの価値を2円と定義します。

VISA
一般
JCB
一般
VISA
ゴールド
JCB
ゴールド
年間維持費
5年分
-35200 -30800 -61600 -61600
獲得マイル計 190000 202000 200000 224000
154800 171200 138400 162400

獲得マイル数に2をかけて実質の獲得額を算出し、そこから5年間のカード維持費を引いた結果がこちらです。
やはり、維持費の安さが際立ち、ここでもJCB一般カードが良いという結論になりました。

この記事を書いている私は現在「ANA VISAゴールド」を利用しているのですが、今は全くおすすめできません。
(作った当時はキャンペーンなどでボーナスマイルが大量にもらえたので、良かったのですが・・・)

今から作るのであれば断然JCBがおすすめです。
電子マネーの台頭により、以前よりゴールドカードを見せびらかすチャンスは減りました。
ポイント獲得の事を考えるとANAカードをゴールドで持つよりも、
楽天プレミアムカード(他社カードのゴールド相当)の方が、楽天市場での買い物のSUPでのポイント還元率アップを狙える分有利です。

コロナ禍の今、マイルを貯めてもいつ旅行に行けるか分からない、と言うのもあります。ANAカードは一般カードにしてあまりマイルを貯めずに、旅行できそうな気配が見えてきたら貯め始めるのも良いでしょう。
一般カードであればその時が来るまでは「マイル交換手数料」を払わずにカード会社のポイントで持っておくのも手です。
必要になったときに、「一般カード+マイル交換手数料」で「100円で1マイル」という環境を作る方が賢い選択ではないでしょうか。

ある理由で、マイラーには絶対おすすめの「楽天プレミアムカード」。なぜおすすめかはまた次の機会に。