前の記事で、保険の見直しについて簡単に触れましたが、今回の記事では詳しくその仕組みを紹介しようと思います。
なぜ学資保険よりも投資信託の方が良いのかについて簡単に説明して参ります。
![](https://cardtaxhome.files.wordpress.com/2020/01/pexels-photo-459976.jpeg)
学資保険は、月に、12000円程の保険料を納め、子供が18歳になるときに、240万円程の祝い金をもらえる、というのが一般的です。
そのうち、貯蓄部分は11000円で、医療保険の特約の部分が1000円である場合が多いです。
(かなりざっくりの計算ですが・・・。)
①「入院日額5000円」とか、
②生計維持者に万一のことがあった場合の「以後の保険料はいただきません」とか、
③自動引き落としで進学資金を確実に貯めることができます
というのが学資保険特有の魅力です。
保険が不要と考える考え方は、こちらをご覧ください。
とても勉強になります。
【学資保険】ってどうなの?必要?不要?-回答:もうその議論いらないよ
https://liberaluni.com/gakushihoken-hituyou-fuhituyou
②については、生命保険<投資マンションでも紹介した通り、残債が0になるので、学資保険の240万円が下りてくるのとは比べ物にならない金額が一度に手に入ります。
そして、一番の肝は、③です。
学資保険の、「貯蓄部分」である、11000円を18年間貯めると、
11000×12×18=2,376,000円です。
お祝い金は、240万円なので、24,000円増えたことになります。
月々1000円の掛け捨て医療保険と、
ほとんど増えないが、確実に貯まる240万円
この二つで満足、という方は学資保険でも良いかもしれませんが、毎月11000円を18年投資し続けると、どんなことになるかまずは見てみてください。
![](https://cardtaxhome.files.wordpress.com/2020/01/save20200103.jpg?w=769)
画面は、「楽天証券」の「 積立かんたんシミュレーション 」です。
もちろん、投資信託なので、リターンが年5%になる保証はありませんし、元本割れの危険もあります。ですが、今の時代最も確実にお金を増やす方法が「投資信託」であることは「つみたてNISA」のような税制の支援を国主導で行っていることからも、明白です。
私が、このあたりの事に気づくきっかけとなった本が、こちら、
投資信託の仕組みや、その方法、注意点などはこちらの書籍を熟読ください。
向こう18年の物価上昇リスクを考えても、ほぼ固定の240万よりも、物価変動に柔軟に対応する金融商品を持っている方が有利と言えます。
十分にご検討いただければ幸いです。