ANAのマイルを貯めるために何をすれば良いか
まずはそれを考える事から始めましょう。
今回の、ANAマイルを貯める【1】では、
ANAカードの仕組みについて勉強しましょう。
まず、ANAマイレージクラブのサイトのマイルを貯めるを見てみましょう。
実にたくさんの方法があることが分かります。飛行機に何度も乗ったり買い物でANAカードをたくさん使えばいいと言う事が分かります。
問題はいくらお金を使えば何マイル貯まるのかという部分です。
例えば、ANA一般カードで買い物をすると、VISA,JCBそれぞれ次のようにポイントが溜まります。
通常コース
VISA 200円=1ポイント=1マイル
JCB 1,000円=1ポイント=5マイル
2倍コース・10マイルコースの場合
VISA 移行手数料(年度/税込)6,600円
JCB 移行手数料(年度/税込)5,500円
このように、獲得の最低額が低いVISAの方が、細かい金額も取りこぼさずにマイルを獲得できます。
例えば、ANAカードで一カ月に165,800円の買い物をします。
獲得するポイントは次の通りです。
VISA
獲得ポイント数 829ポイント
獲得マイル数 829マイル
JCB
獲得ポイント数 165ポイント
獲得マイル数 825マイル
一カ月あたり4マイル差が出ています。上記の例だと、あと200円カード利用していれば同じマイル獲得マイル数になるので、その場合は差は0マイルになります。
つまり、最大で「4マイル/月」の差という事になります。それらが積み重なった場合、12カ月で48マイルの差ですが、今私たちが考えているのは、10000マイルとか20000マイルといった桁の話なので、まあ48マイルとかであれば誤差の範囲と考え、気にしなくて良いと言えます。
次に、手数料を支払って、カード会社のポイントを2倍でマイルに交換する方法について考えます。
多くの陸マイラー(搭乗でマイルを貯めるのではなく、カード利用でマイルを貯める人の事)は、この2倍コース(10マイルコース)の交換比率でマイルを貯めています。
VISAの場合は6600円、JCBの場合は5500円の手数料がかかります。
この点においては、JCBの方が1100円安くなります。
先ほどの年間48マイルの取りこぼしの事を加味しても、JCBの方が得だと言えます。
これらのコースに申し込むことで100円の買い物で、1マイル貯まる計算になります。
マイルを往復の航空券と交換できるのは
10,000マイル〜ですので、
100×10,000、つまり、
100万円の買い物をANAカードでしなければいけないと言う事です。
上記の
「一般カード」+「手数料」
と、移行手数料がかからず、最初から2倍コース(10マイルコース)の交換比率でマイルを貯める事ができるゴールドカードは、作った方がいいのかどうかについて検討します。
年会費 | 移行手数料 | 合計 | |
VISA 一般 |
2200 | 6600 | 8800 |
JCB 一般 |
2200 | 5500 | 7700 |
VISA ゴールド |
15400 | 15400 | |
JCB ゴールド |
15400 | 15400 |
最安カードは、JCBカード(一般)となります。
年会費を安くする方法はありますが、リボ払いの負のループに入るのは怖いですので、自動リボコースへの切り替えはお勧めできません。
「俺のカードはゴールドカードだぜ!」ってアピールしたい人でなければ、還元率の話だけで言えば一般カードで十分です。
という事でここまでの段階でのお勧めカードは、
ANA JCB一般カード
になります。
実際の獲得マイル数などについては次の記事、
ANAマイルを貯める【2】
をお読みになってみてください。
きっと、自分にも出来るはず、と思っていただけるはずです。
見た目ゴールドカードなプラチナカードで、空港ラウンジ利用などをしたい人は、
「楽天プレミアムカード」がお勧めです。