SDGs

地方在住 充電設備なしで電気自動車 リーフを購入→2年乗った感想

2017年から販売されている、日産のリーフ(2代目 ZE1型)を2019年に購入し、約2年間乗ってみた感想を書いていこうと思います。
購入したのは、62kWhバッテリー搭載車「リーフe+」です。
約二年での走行距離は、75336kmで、
一カ月の平均が3275km、
勤務日で割ると156kmとなります。
現在の通勤距離が片道70kmと結構長いのですが、
勤務日(21日)に加え、休日出勤やレジャー等での利用を月に2回として23で割ると、
142kmとなり、通勤距離とほぼ符合します。

写真引用元 Wikipedia

充電は1カ月に18回 ガソリン代にすると約24,000円

ガソリン代については下記の条件で試算しました。

  • 通勤距離は片道70km
  • ガソリン代は1L 120円
  • 燃費は1L 15kmで試算

「18回の充電」というのは、2019年11月から、現在までの23カ月間の平均で、30分の急速充電後に届くメールの受信件数から充電回数を割り出しました。

年末年始の休みがある12月&1月や盆休みのある8月は通勤日数が減るため、充電回数が少ない傾向にあり、暖房でエアコンを多く使う冬場は充電回数が多い傾向にあります。
3月と4月の大幅な違いの理由は冬ヤイヤと夏タイヤの違いが電費に与える影響もあると思います。
※”電費”とは、燃費(燃料あたりどのくらい走れるか)の電力バージョンです。

ガソリン車で通勤した場合のガソリン代を算出すると約24000円となり、ZESP2のカード費用2100円と比較するとおよそ22000円の差があり、
23カ月でガソリン代換算すると約50万円得をした計算になります。
現在の「ZESP2」カードの使用期限は5年(残り3年と一カ月)なので、5年間で得する額はおおよそ132万円となる見込みです。
通勤距離が長ければ長いほど得をすることが出来ます。

充電場所は十分? 実は充電量が異なる充電スタンド

とは言え、今日の記事のタイトルにもある通り、家に充電器が無いため充電はディーラーや道の駅、コンビニなどにある「急速充電器」で行うことになります。

全国約1万8千箇所以上の充電スポット。
ガソリンスタンド数の約6割に匹敵 http://www.cev-pc.or.jp/what_ev/charge/

この、「急速充電」と呼ばれる充電にも場所によって違いがあります。

急速充電[20kW]
多くのコンビニで提供されている充電です。44kmに比べて充電できる量が少ないので、できればディーラーで充電したい所です。

急速充電[44kW]
日産ディーラーや道の駅で提供されている充電です。できれば毎回ここで充電できると理想的です。

ハイパワー充電[90kW]
一部の充電スポットで提供されている充電です。これまでの倍近く充電することができます。

上記のグラフを見ると、2020年と2021年で受電回数にだいぶ開きがありますが、原因は二つあります。

一つ目は、

  • 20kWのスタンドと44kWのスタンドの違いが分かっていなかった

二つ目は、

  • 2021年の途中から90kWの充電スタンドで充電することが多くなった

上記の二点が原因と思われます。

平均で一カ月18回と書きましたが、
2019年11月から2020年10月までの12カ月間の平均が20回であるのに対して、
2020年11月から2020年9月までの11カ月間の平均は15回と、大幅に回数が減っています。

ざっくりの感覚ですが、
44kWで充電していた時は、ほぼ毎日充電しているイメージでしたが、
90kWで充電している現在は、2日に一回充電している感覚です。

充電時間は30分 何をして過ごす?

私は基本、Amazonプライムで動画を見たり、
メルカリや楽天市場で商品を見たりして過ごしています。
夜の充電であれば15分程度仮眠を取ることもあります。
また、コンビニや郵便局が近くにある場合は、充電したまま車に鍵をかけ、用事を済ませて来ることもあります。
30分が長いと感じるか、
好きなことが出来る時間と考えるかは心の持ちようと言えるでしょう。

ZESP2はお得だがこれからリーフを買う人はZESP3での契約に。

堅調なリーフの販売を支えた使いたい放題の充電プランが突然終了
https://kuruma-news.jp/post/251144

私は、ZESP2時代にリーフを購入したため、現在2000円(税込み2200円)で充電し放題なのですが、いまからリーフを買う人はZESP3というプランで充電をすることになります。

私のようにたくさん充電する人は、問答無用で「プレミアム40は急速充電40回(400分相当)」を契約することになります。今と同じ条件で充電する場合の料金は次の通りです。

約1万円の固定支出増です。
私の場合、

  • 通勤距離が減るか(これは自分では決められないですが)
  • ディーラーにお願いして夜の間普通充電してもらう
  • などの工夫をして超過分を支払わなくても良くなるように調整する必要があるかも知れません。

    約二年、リーフに乗った感想

    約二年間リーフを通勤に使った感想としては、
    「加速が素晴らしい」
    「ハンドル軽い」
    「e-Pedalでブレーキ不要なのが楽」
    「プロパイロットが超便利」
    「静音性が段違い」

    と言うことで、

    ガソリン車とは比較にならないくらい、良い

    と言うのが感想になります。何かの参考になれば幸いです